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zoom RSS 南イタリア旅行記-F ワグナーが愛した音楽の町 ラベッロ

<<   作成日時 : 2005/02/15 20:53   >>

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画像
車が停められなかったAmalfiを泣く泣くスルーして、
Ravelloの街へ到着したのは14:00前後。
近頃は“ボンジョルノ”も大きな声で言えるようになり、
イタリア旅行者3級くらいの腕前でチェックインを済ます。
さすがにお腹がペコペコなので、荷物を置いて早々に食事にでかけた。

このRavelloという街は、Amalfiの先を崖沿いに350mほど
一気に上った場所にあり、これまでの喧騒とはうって変わって
静かで落ち着いた趣のある街である。

ワーグナーが「パルシファル」の第2幕「クリングゾールの魔法の庭」を
着想したというビラ・ルフォロの庭園からは、上の写真のような
絶景が見えるのだ。この写真は絵葉書やラベッロ紹介のサイトで
たいてい使われており、一番上の写真はそこからパクってきました。

何で写真をパクるハメになったのか?
青の洞窟みたくカメラを忘れた?天気が悪かった?

ちがうんです。

何故かと言うと、このあたりからオレの体調がおかしくなり始めたんだよね。
気合を充填させるも、自分のやりたいことの6割程度しか実現能力が
無くなってしまったのだ。旅行中に眠れないとか、病気になりがちという
体質はコレまで全く見受けられなかったので、ほんとにタダの風邪である。
旅行の直前に会社でゴホゴホ咳き込んでいたヤツ(後輩)のウィルスを
ここまで殺しきれなかったらしい。

(天空の城って感じのラベッロ)
天空の城ラベッロ


体が重いのと腹ペコなのとで、HOTEL近くの“サルバトーレ”という
ローカル料理のレストランに入る。ほかにもHOTELのレストランなど
美味しそうな場所はいくつかあったが、折角の快晴なので
隣町のマイノーリを見下ろし、遠くに霞むサレルノの街も見ることができる
このリストランテを選んだ。これまで折角のイタリアなのにフルボトルの
ヴィーノ・ロッソを嗜んでいなかったのが気になってたので、ワインリストを
見ながら入念に考える。手頃なプライシングの2本から、ボディが強いほうを
聞いて頼むこととした。パッケージにも書いてある通りRavello産。

(ローカルワインと隣町“マイノーリ”)
ラベッロワイン


とってもローカルなワインは若くて力強く、個性の強い料理と
相性も良かったのでグイグイ進んだ。今回のオーダーは、
・ミックスサラダ
・シーフードのエビ入りパスタ(レモンソース)
・地元魚のフライ
・ティラミス
・ジェラート
ニキータのパスタは、見た目よりもあっさりしていて独特の味で、
まさにローカル料理といった感じ。それにしてもでかいペンネのような
パスタは歯ごたえがしっかりあって美味だった。

普段食べないサラダも、南イタリアでは箸が止まらない。
何故にこんなにサラダが美味いんだろう。

オレの魚のフライはさすがに10匹以上いたため
途中から飽きてしまい、酔っ払ったついでに尻尾の部分などを
ここで飼ってると思しき犬にプレゼントして、ニキータに怒られていた。

しかし、オレはここでこの旅最高のジェラートにここで出遭うことになる。
巨大イチゴ、栗、胡桃にマンゴ(?)の生フルーツのジェラート。
胡桃のジェラートなどこの世に存在することを、オレは30年間知らなかった。

(いやほんとに美味かった、どうしてももう一度食べたい逸品)
ジェラート


ヘロヘロに酔っ払ったオレは、そのまま部屋に戻って爆睡。
折角の快晴なのに爆睡したことに後悔しつつも、寝ぼけた頭をスッキリさせるために
ジェットバスに入ってしばし悦に入る。

ランチが遅かったし、食べ過ぎたせいもあり夜はCafeだけしようと外に出た。
昼間同様安全なオーラーが街全体から滲み出ていて、心からリラックスして
夜の散歩を楽しんでいた。

夜のビラ・ルフォロはオレンジ色の暖かい光の間接照明で、
かなりロマンチックな雰囲気を出している。
時折聞こえる鐘の音以外、殆ど何も聞こえない
静寂に包まれていると、ほんとに中世に迷い込んだかのようである。

(ルフォロ壮内のライトアップ、神秘的)
夜


小さな町をくるりと散歩して広場のBARでカプチーノを啜る。
かなり寒かったのでカプチーノのカップに両手を添えて
手を温めていた。なんせ息が白かったくらいだからね。
HOTELに変える途中、いつも「TAXI?」と聞いてくる運転手たちは、
待ち時間をトランプしながら過ごしていた。なんとも優雅な国である。


翌日、朝起きると滅茶苦茶体が重いことに気付いてしまった。
いよいよ風邪が本格化である。

ニキータは昨日行き損ねたAmalfiのリストランテ(大きなエビの乗った
パスタが食べたいらしい)に行きたがっていたが、食欲も減退気味で
FIGAROが絶賛してるRavelloのHOTELのリストランテにも行けそうに
なかったので、とりあえづ崖の上に彫像が立つ写真が有名な
Villa Chinbrone(ビラ・チンブローネ)に行くことにした。

チンブローネまでの細い石畳の道は情緒たっぷりで、時折ロバが
荷物を運んでいるのには驚いた。朝早いせいか殆ど誰も居ない。
崖ぎりぎりの所はバルコニーのようになっていて彫像が並んでいる。
そこからはアマルフィ海岸を両サイドに見下ろすことが出来るので、
相当爽快である、曇っているのが残念。昨日のうちに呑みすぎず
来ていれば……と悔やまれた。

(胸像が並ぶ、後ろは切り立った崖)
チンプローネ


実はこのビラ・チンブローネ。中心部から1Kmくらい歩くのだ。
HOTELに帰った頃には、風邪のダメージが蓄積しベッドに
倒れこんでしまった….Ah...イケてない。
国際免許はオレしか持っていないし、こんな細くクネクネした道を
慣れない左ハンドルでニキータに運転させるというのはちと無謀。
この日は天気もイマイチだったし、ナポリに戻って少しSHOPPINGを
したかったので、早々にサレルノに向かった。

(ラベッロの隣町 マイノーリ  庶民派のリゾート地らしい)
マイノーリ


サレルノからナポリへは国有鉄道が通っている。
当初はナポリでの車の返却も検討したが、市内の運転は
あまりにも荒いと情報収集していたので、アマルフィ海岸の
終点であるサレルノでレンタカーを乗り捨て、電車でナポリに
帰ることにしていたのだ。

これまでアマルフィ海岸の小さな町に目が慣れていたので
サレルノはヤケに大きく感じた。車で走っただけなのでこの街の
魅力を語ることは出来ないが、海沿いに公園があり散歩を
するにはいいところだと感じた。。フツー過ぎるコメントで恐縮だが、
更に言うとその公園はイタリア版山下公園みたいな感じで、
ローカルが憩いの場として使っているようであった。ますます
オレがどーでもいいと思っていた事がバレバレかと思うが、
なにしろ体調が劣悪、横になりたくて仕方なかったので
サレルノファンの方には申し訳ない。これが精一杯なのだ。
返却場所は住所しか知らなかったので、ガイドブックで近い
場所の住所を探し、なんとかレンタカーオフィスで返却を済ます。
折角満タンにしたのに、オフィスのイケメン兄貴はノーチェックで
次のお客さんに渡していた。さすがである。

飛行機、TAXI、ケーブルカー、フェリー、小舟、リフト、レンタカーと
これまでいろんな交通手段を使ってきたが、何気にはじめての
列車である。しかし交通機関への対応はこの頃だいぶスキルアップしており、
切符の販売窓口を見つけると、その前にある掲示板のようなところで
時刻表を確認し、無事ナポリ行きの列車の切符をGETした。
ガイドブックの通り駅には改札など無く、オレンジ色の刻印機が
設置してあり、そこで刻印をしなければならなかったらしい。
ただ気づいたのは電車が出てからだったので、為すすべも無く放っておいた。
周りを見ても誰も押してなかったっぽいので、本当にアレを押さないと
罰金を取られてしまうのだろうか?ちなみにローカル線、40分くらい
のっていた気がするが、わずか3EURO程度だった気がする。
途中ポンペイなどいくつかの駅に停車したが、総じて電車から見える
この辺の街は建物がボロく、経済的余裕が無いということが
ヒシヒシ伝わってきた。だんだんナポリの街が近づいてきた、
ダウンタウンにそびえる何本かの高層ビルだけがこの辺りの景色から
浮き出ていた。

ナポリに着くも完全にノックダウンなオレ、HOTELにチェックインし
少し買い物にでかけたが、夕方を待たずしてHOTELに戻り
何も食べずにそのまま12H以上爆睡する破目になってしまった。
ナポリでこそ、大きなエビののったパスタを食べようと意気込んでいた
ニキータは、結局 街で買った焼き栗がDinnerになってしまったらしい。
ほかにもFIGAROに載ってたり、TAXIのオヤジが薦めていた
メリジェリーナ港のCaféも行けなかったりと、ほんと申し訳ない。

(シエスタで静かになった街 最初は今日は定休日かと勘違いしてしまった)
ナポリ


こうして、オレの南イタリアの旅は終わりました。
シリーズFに渡っちゃうくらい、感動や驚き、美味しさや温かさが
いっぱいだったんだよね。文章では書ききれなかったこともたくさんあるし、
味や匂いや温度が写真では伝えられないのがホント残念。


写真はコチラ
http://webryalbum.biglobe.ne.jp/cgi-bin/was?id=1000419001f245f8d2ab749c542ffab118c63f430&aid=85402537312620801&pid=804&fn=asp


次回はナポリを後にして、いよいよトスカーナ。
花の都“フィレンツェ”の秋をお送りします。

前号では地中海らしい白い壁が印象的なポジターノをレポートしています。
http://kyah.at.webry.info/200502/article_9.html

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南イタリア旅行記-E ポジターノ
ポジターノの街の入口は海からかなり高いところに位置しており、 そこからくねくねした一方通行の道沿いに街が連なっている。 家の壁に貼ってある住所の数字を頼りにHOTEL GABLISAを探す。 かなり細い道なのだが隙間無く車が路駐されており、どこに車を 停めればいいのか素人には見当がつかない。HOTELは意外に すんなり発見できチェックインを済ます。家族で経営しているのか メチャ温かい歓迎ぶりで、とても綺麗な“Hello”の発音で迎えられた。 車は近くの駐車場に一晩15EURO... ...続きを見る
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2005/02/17 01:00

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