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zoom RSS ランス・ヤナギダテ (表参道) REIMS YANAGIDATEでシャンパーニュのひとときを

<<   作成日時 : 2005/03/23 09:33   >>

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セペシャリテ


3連休の中日は、ユッキー夫妻とランチ。
先週のHomePartyで、改めてヤツの「食いしん坊」ぶりを認識したため、早速ランチコラボ企画を持ちかけてみた。奥さまとの2人のランチでいつもネックになるのがワイン、昼間からワインのボトルを空けると、さすがにその後の動きが鈍るんだよね。「もーいいよ、余は満足じゃ、おやすみzzz...」的なコンディデョンとなり、その後の予定はふっ飛ばすし、昼寝のせいで夜寝つけないなど、アルコールが弱いゆえの弊害が大きいのだ。かといってワインリストを横目に、我慢をするのもチトつらい。オレ的にはアペリティフ&ワイングラス2杯弱が適量なので、4人 de ランチってやつだと、まさにこの適量ってヤツを実現できちゃうのだ。

この日のランチ候補は、金曜日にチャット状態のメールで討議し、以下の順番に決定。
前日に予約の電話を入れたところ、一発目のランス・ヤナギダテからOKの返事。臨戦態勢は整った。

ランス・ヤナギダテ(オモサン)
  ↓
オー・グー・ドゥ・ジュール(四谷)
  ↓
オストラル(銀座)
  ↓
ラ・フーユ・リリアル(目黒)

この日表参道に到着すると、昼前なので人もほどほど。246を青学方面に向かい、昔 伊国屋があったところの脇の道を入る、ちょうど道を挟んでスパイラルの真向かいあたり。50mほど246から奥まったところでREIMS YANAGIDATE(ランス・ヤナギダテ)を発見。エントランスの門から玄関までに石畳のアプローチがあり、夜ライトアップされていたら雰囲気がでそうな感じ。昼間のスッピン状態だと、チト粗さが目立つかなー。玄関のドアは背が高く、高級感を演出している。中に入ると採光がよく明るい店内、1997年にオープンしてるから8年前だよね、出来たのって。その割にはよく言えば重厚感、悪く言うと古臭い感じも否めなかったな。デザインの好き嫌いはヒトそれぞれなので、あくまでオレの感覚だけど。

店名の「ランス」はシャンパーニュ地方の中心地で、シェフが修行した「ボワイエ」のある村の名前。この思い出深い土地「ランス」では、カフェでも皆がシャンパンを飲み、レストランにいたってはアペリティフからデザートまでコースを通してシャンパンを楽しむ人が多かったという。日本でもこういう店をやりたいという思いから、約40種類のシャンパンを持つ店"ランス・YANAGIDATE"は生まれた。 〜HPより抜粋〜

一応、上記くらいは頭に入れていたので、席に着くや早々どうゆうアルコールのオーダーしようか会談がはじまる。ワインリストはボルドーとブルゴーニュが中心で、ランチとあわせるには結構値が張っているセレクト。一方、シャンパーニュはズラーっとリストに並んでいて、結構お手頃なプライシング(あくまでワイン比だけど)。店に来るまでは、シャンパーニュってほぼ決めてたんだけど、寒いときって、どーしても発泡系の飲物って気分にならなくない? ちと外気の温度が足りなかったので、スンゲー悩んだけど結局グラスでシャンパーニュを頼んで、ボトルは赤にすることに。


リーデルのグラスに注がれたアペリティフを啜りながら、メニューを眺める。オクサマ方のROSEはヴーヴクリコ、立ち上るエレガントな気泡が、休日気分をいっそう盛り上げてくれる。うーん、贅沢な気分。

ランチは¥3500(前菜+肉 or 魚)、¥5000(前菜 + 魚 +肉)、¥7500(シェフのおかませ)の3コースから。最初は主菜1品にしようかなと言っていた彼女達も、メニューの文字に刺激されたらしく、全員¥5000のコースに決定。
http://www.reims.co.jp/lunch.html

この日のセレクトはというと、こんな感じ


〜Entree〜

・温泉卵とオマール海老、ホタテ貝、ウニ、キャビアのコンソメゼリー (+500)
メディアやバイラルの情報に溺れている旦那チームは、「やっぱコレ頼まなきゃ」とスペシャリテに釘付け。
ユッキーも財務省のトモちゃんに形だけの伺いをたてつつ、同じものをセレクト。
(トモちゃんからNG出されても、絶対同じものを選んだはず 笑)

一方、オクサマ方は、魚料理にポワレ、肉に鴨のコンフィを選んでいたので、バランス的に前菜はコレをチョイス。
・マグロとアボカドのタルタル オリーブオイルとミントの風味


〜Poisson〜
次いで魚料理。肉料理はラムのローストと先に決めていたので、ここではしっかりしたソースを愉しみたいなとコイツをセレクト。
・金沢から産地直送 黒鯛のポワレ シャンパン風味のブールブランソース

ちなみにユッキーとまりえが選んだのはこちら。
・黒鯛のポワレバルサミコソース かぶと葉付き玉葱のソテーとじゃが芋添え


〜Viandes〜
肉料理は見た瞬間に決めていた、コイツ。色気ある羊クンに出逢いたい衝動が高まる。
・仔羊の背肉のロースト タイム風味 南仏野菜のソテー添え

またもやスペシャリテに挑むユッキー、もしかしてシェフお薦めの
コースにしといた方が良かったんで無い?
・フランス産うずらの詰め物のロースト トリュフソース (+500)

オクサマ方は揃って鴨を選んでいた。特に示し合わせていないので、
実はこの2人好み似てるのかも。
・シャラン産鴨のモモ肉のコンフィ じゃが芋のロティと木の子添え


赤ワインは、飲み口が軽いものがいいというオクサマ側からの要望でソムリエに相談。
オレ的には口当たりは軽くていいけど、後味に奥深さがある方がいいと追加でお願いし、お薦めされたのがコレ。

HAUTES COTES DE NUITS JAYER-GILLES 1997
(オート・コート・ドゥ・ニュイ/ジャイエ・ジル)
ジェイエ・ジルの地区名ワイン、しっかりした香りに反して抜栓時は軽い味わいだが、時間と共に、味と香りの変化が楽しめる。肉料理の頃には、ちょうどいい力強さになっていて、香りも更に華やかになっていた。ステキチ♪
http://www.webgrandchef.com/wfrance/gilles/gilles.htm

ちなみにヴィンテージチャートを見ると、1997のブルゴーニュの赤は14/20とのこと。備忘録として。前年は評価高いんだね〜。


さて味を忘れないうちに、料理の方のコメントを。

・温泉卵とオマール海老、ホタテ貝、ウニ、キャビアのコンソメゼリー
まずは、コンソメゼリーだけを口にしてみる。適度に冷えたゼリーは、シャンパンとの相性が抜群だ。口に入れた直後は濃度の高さを感じる味わいだが、後味はむしろサッパリ。次におそるおそる温泉卵を崩して、ゼリーと一緒に食してみる。ヒャー、ウメー!黄味の存在感を確かめた後、ほんのり海の香りが口にひろがるのが心地いい。同じようにウニやオマール海老、キャビアなどとの相性を試す。結構しっかりした量があるので、じっくり味を記憶できるのが嬉しい。かなり食べたなぁと思っても、まだ半分くらい残ってたからね、量は男前だよ。これを食べてたら南仏で食べたブイヤベースを思い出した、海の深さみたいな印象が似てたので。ただあっちのは荒っぽい海の深みで、こちらの深さはやさしく上品なので全然種類が違うんだけど。オレ的になにかソコの記憶が引っ張られたのでメモ書き。ちなみにカトラリーは、クリストフル。
スペシャリテ接写



・金沢から産地直送 黒鯛のポワレ シャンパン風味のブールブランソース
黒鯛の上に、にんじん、ほろねき、ズッキーニを細く切って揚げたヤツがのっている。白ベースの器や料理に赤や緑が入ることで、ワクワク感が増してくるねー。野菜たちの歯ごたえ、甘さもいい感じで、黒鯛のいろんな表情を楽しめた気分。さらに、それ自体でも甘いじゃがいものピュレに、ブランソースをしみこませ、カリッとした黒鯛と一緒に一口。思い出すだけで脱力系。
黒鯛のポワレ



・仔羊の背肉のロースト タイム風味 南仏野菜のソテー添え
予想を超える色気を発揮してくれたのが子羊のロースト。ジューシーで臭みも少なく、つけ合わせのニンニクとともにガブっといくと至福の境地に。唇がテカるくらいのジューシーさなんだけど、重たい感じは不思議としない。文字通りペロっといっちゃいました。次ぎ来たら、コイツにもう一度リベンジか、ウズラに挑戦だろうな。かなりお気に入りの子羊さんでした。
子羊のロースト



・キャラメルづくしのひと皿 (タルトタタン、クレームキャラメル、キャラメルのアイスクリーム、クレームブリュレ)
もちろん美味しいんだけど、デセールにインパクトが欠けたのが残念。ここでとどめのセクシーポーズを決めてくれたら、完全に堕ちてたんだけどなぁ。

この日もランチの席は全部埋まっていた。女性客が多かったが、雰囲気は落ち着いている。厨房のそばのテーブルだったので、奥のほうはあんま見えなかったけど30席くらいのキャパなのかな。サービスは結構ネットでヒドイこと書かれてたけど、オレら的には全然圏内。料理の説明とか無かったけど、聞いた事には丁寧に応えてくれたし、ワインを注ぐタイミングも不満は無い。柳館シェフも時折厨房にでてきていたな。噂の怒鳴り声も聞こえず、笑顔でお客さんの対応していたね。ただメートル・ドテル以外のサービススタッフはあまり印象にないなぁ、もう少し笑顔で対応してくれてもいいのにな。ま、オレらで愉しんでたから別にいいんだけど。 店内ランす



そうそうAll Aboutのフレンチガイド 嶋さんがマナーについてコラムを書いていた。赤ワインって回しちゃダメなのってのが、意外にビックリ。知らなかったよ〜、回しちゃってたよ〜、オレ。ごめんなさい、ワインさま。そしてオクサマ、これまで下手なエスコートで失礼いたしやした!!
http://allabout.co.jp/gourmet/frenchcuisine/closeup/CU20050319A/index.htm?NLV=CN000005-203

最後に上で引用したのシェフのプロフィールを見て思ったことを少々。
フツーに中央大学を出ていて、あるとき食べたフレンチの料理に感動して渡仏し修行、更にそこで感じたシャンパンと料理の愉しみ方を日本で展開って書いてあったけど、その夢を実現してきたパワーってスゴくない?。オレごとで恐縮だけど、まだ日本にオープンカフェが無かった頃は「なんで日本に無いのかなぁ?」とか、ドトールみたいなオヤジ系コーヒーショップを見て「シアトルみたいなコーヒースタンド出来ないかねー」とか、他人事として何かを欲しいと思うことは多々あった。でも、それを自分でやろうとしたことなかったよなーとシミジミ。何かを得るためにはリスクを取るということ、自分で掴みに行くこと。こんな当たり前のことだけど、受身で学校に行ってるだけでは身につかないスキルだよね。今、時代が求めてるのって「欲しいものは自分で創っちゃえ」的な感性だと思うので、ミソジな自分ですがいつでもスタートラインに立てるようエッジは磨き続けていたいと思ってマス。

そんなノリなので、いろんな職業のなり方が書いてある村上龍の「13歳のハローワーク」にただいま興味津々、今度のヴァカンス中に読むと決めている一冊です。


この日は、そのままホロ酔い加減で先祖供養に。亡くなる直前までグレかかってたオレを心配していたおばあちゃん、オレの人生いい感じです。ただココで止まるつもりも無いので、引き続き応援よろしく。


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レストラン・ランス・YANAGIDATE(表参道)
 本日は、内科の女医友達と、ヒルズに住んでいる友人、そしてジュエリーデザイナーの友人の4人で表参道のレストラン・ランス・YANAGIDATEへ。夜にエルメスのパーティーがあった関係上3700円のランチ(前菜、魚か肉、デザート)をオーダー。前菜とメインはメニューから選... ...続きを見る
★★★JoyJoi★★★
2005/10/19 22:58

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
数年前に一度行ったきりだったのですが、スペシャリテのコンソメゼリーは健在なんですね♪また行ってみたくなりました(*^^*)レストランのスペシャリテってふとしたときに強烈に食べたくなりません??ミラヴィルのサンマルクは消えちゃったのかな。。
あしたま
2005/12/17 21:26

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