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zoom RSS 六雁 (銀座) 凛とした舞台

<<   作成日時 : 2005/11/15 01:23   >>

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六雁36

六雁に再訪。
この店のレポートは前回気合を入れて書いたので、
自分としてもアレを越えるのは難しい。

なので、店の紹介は軽めにして
今回は写真中心で。

**************

古き良き伝統を理解しながら、モダンなシャープさを
上手に融合させている日本料理店「六雁」。
こう書くと海外の勘違い日本的なレストランや、
ダイニングバーをイメージされてしまうかもしれないが、
オトナが行っても「日本ってカッコいいじゃん」と、
日本人であることを誇りに感じられるような店。

ボク的には、ラストサムライの鑑賞後感と
相通ずるモノを持っている。


場所柄、同伴なヒトが多いらしいが、
是非とも粋な夫婦なんかに行って欲しい。
美しい空間、勢いのある食器、目が癒される
盛り付け、優しく染み入る和食材達の協奏。

食器やグラスにうるさいフレンチ好きなヒトなんかには
ぴったりな気がする。日本の美しさってヤツを改めて感じ、
気持ちよく帰れるんじゃないかな。



六雁2


場所はというと、晴海通りから並木通りに入ってすぐ。
ビルの1Fの細い石畳の奥にエレベーターがあり、
そこからレセプションのある6Fへあがる。

石畳を歩きながら、水がまきたてで気持ち
いいなぁと思ったら、暗闇から榎園さんが出ていらした。
ビックリしたぁ 笑

こちらが名乗る前に、バイネームで「お待ちしておりました」と。


素敵。



前回は7Fの個室だったんだけど、
この日は6Fのオープンキッチンを予約。
ユッキー達はもう既に着席していた。

ワリー、ワリー


六雁1

話には聞いていたし、雑誌とかでも見ていたけど
予想以上にオープンなフロア。ボクらが座った席は、
そのまま向かい側で料理人が仕事をしているという、
相当ライブ感が高い席。

オープンから1年以上経っているし、スタッフも慣れたもの。
美しく仕事をしている様を、目の前で見れるのは気持ちいいなぁ。

六雁4

名前入りのメニューを見ながら、想像を膨らませてみる。
いつものようにキレが無いのは、さっきまでフレンチ
食べてたから。そう蟹食べて、フレンチランチした後だから、
まだあんまお腹が空いてないんだよね...

クソ、何でバッティングしちまったんだ。
今、書いているときでさえ悔しくなる。



六雁3

ボクの席から横に目をやるとダイナミックに花が飾られている。
この写真は正直失敗。実際は凛とした空気が漂っていて
カッコいいのだ。



六雁5

まずはロゼのシャンパーニュから。

乾杯

舞台のようなカウンターで軽くグラスを
上に持ち上げる。それだけで何か気障な
気分になれるのは、どうしてだろう。

ちなみにボクが既に酔っ払っている
せいでは、ないですよ。


前菜土器三種、土器はカワラケと読むらしい。
 ・菊菜と松茸おすだち風味
 ・えのき茸と大葉の梅風味
 ・人参葉胡麻和え
六雁7

松茸を口に含むと、秋の香りが
鼻の奥から抜けてくる。
盛り付けが日本庭園みたい。


眼の前で鰹節を削っている。
そーいえば、子供の頃にトライしたような。
そんな懐かしい情景が浮かんできた。
六雁8




朝摘み野菜のおひたし。
今しがた削った鰹節が、ノスタルジックな
香りを立ち上らせている。こう、鼻にふわっと
入ってきて、すぐに消えちゃうんだよね。
もっと嗅いでいたいのに、すぐに消えちゃう感が、
なんか哀しい。
六雁9




青大豆の汁に、胡麻豆腐。
六雁11

豆系の汁には弱いのよ、フレンチでも
豆系スープには小躍りするし。
大豆と胡麻豆腐、いいねー、このコラボ。



野菜の吹奏楽(ふきよせ)
聞けば、今日のコースは110種類もの
野菜が使われているとの事。
110種類って...ボクは、そんなに野菜名前知りません 笑
六雁12




鰻もどき。
鰻もどきでなくて、鰻でいいのにー。
って、野菜コースです、今日は。
六雁15




加茂茄子の軽い田楽
茄子がこんなに綺麗に盛り付けされるんだ、スゲ..
茄子田楽

甘めの味噌の横に、柚子を練りこんだ何かが
置いてあったんだけど(失念)、凄く相性
よかったな。
味噌の中にはデラウェアも入っててビックリ。
でも不思議とコイツが合うんです。
酢豚の中のパイナポーは反対派ですが。

さっきの豆腐といいコレといい秋山さんが考えられたという
メニューはボクのタイプ。あーざっす。



随喜の涙
六雁18

「ズイキって何でしょう?」そんな質問にも
「トトロが持ってる傘ですよ」ってわかりやすい。
バットマンみたいなこの器もインパクトあるなぁ。
若い陶芸家の作品を多く使っていらっしゃるので、
ボクらみたいな若造には、わかりやすくて気持ちいい。
や、正直100万の器って言われても、タイプじゃ
ないヤツは、ありがたみとか全然わかないし。
そりゃ、「スゲー」とは思うけど。
やはり器も共感できるものがいい。

フレンチのいい食器にはかっこいいなという憧れに近い
感覚を抱くが、日本の器で美しいものに逢えると、
どとらかというと誇りを感じる。
ただ古いだけでなく、現在のクールさも融合したものだと特に。
“日本ってカッコいいな”ってね。
そういう感覚が、ボクが冒頭で書いた
ラストサムライ的な鑑賞後感と通ずるのだ。



季節野菜の焼き物
六雁19

秋の野菜が色とりどりに。
一番手前の料理、湯葉と柚子のコラボは最高でした。



串揚げ
六雁21

銀杏の串、絵的にはスッキリし過ぎてるんだけど
何故か好きな一枚。銀杏の佇まいがいいのかな。
どうってことない絵なんだけど、何故か銀杏に惹かれる。
串揚げは焼き茄子豆腐や、肉厚な椎茸もウマかった。



炊きたて御飯、のっぺ汁と続く。
六雁23

すんごい美味しいのにお腹がパンパンで食べきれない。勿体なさ過ぎ 泣  
先に食べた蟹とフレンチが、ボディーブローのように
きいてきた。泣く泣くまりえに食べてもらう。



醤油のアイス
六雁26

醤油ってアイスになるんですよ、それでいて旨いんですよ。
以前食べた春菊のアイスもそうだったが、
デザートのサプライズは、ボクらのような素人でもわかりやすい。
ちなみに焼き茄子のアイスってのもあって、それはまさに焼き茄子です。
もし行かれる方がいたら、予約の際に焼き茄子のアイスを
リクエストしてみては。

それにしてもこの器美しい、
青山のSUGAWARAさんがお作りになったらしい。
ボクもお年玉でオーダーしようとひそかに狙っている 笑

「お年玉っていくつだ、お前!!」

お年玉はウソだけど、来春には欲しいなぁ。
聞いてみようっと。

器はどれも素敵だったが、コレがボクの今日一かな。
茄子の田楽の器も素敵だったけど。



バナナ金つば
六雁28

見ているだけでも楽しいなぁ。
食べるのが惜しくなる。
お腹いっぱいでバナナは入らないよ...と思ったが、
意外に重たくなく、サラっと食べられた。
やはりデザートは別腹という言葉はホントのようだと体感。



食後にユッキー夫妻をパチリ
六雁33

あ、そうそう7割がたカバーしてるけど、
アップしていない料理もあるので誤解の無きよう。

フレンチやイタリアンなど、メインがハッキリしたものに
なれているせいか、どれも美味しいけどコレ!って記憶に
焼きつく料理があれば、尚いいのになぁ、と後日談。

全体的にレベルが高いので、抜け出した感が無いというのと、
普段、日本料理食べなれてないから、全部がサプライズなので
感動が分散しているっていう贅沢な悩みなんだけどさ。


六雁35

他のお客さんが帰られたので、
許可を取って好きなところで撮影開始。

被写体としては最高の空間だ。
やるね乃村工藝社。

ここでは写していないが、個室から2Fへの
吹き抜けの壁は凄い作品らしい。
トリセツでも放映されていたし。


帰り際は、エレベーターで下まで送っていただいたが、
フロアのスタッフもみなさんが気持ちよく送り出してくれる。
六雁37

まるで、舞台を降りる役者のような気分で帰ることが出来た。
これは調理場と一体となった、ライブ感ある席に座れたが故の
特権かもしれない。


六雁(むつかり)
東京都中央区銀座5-5-19銀座ポニービル6・7F
電話 03-5568-6266
営業時間 17:30〜
休日 日曜・祝日


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内 容 ニックネーム/日時
京都、東京の古い店が好きで、本格料亭や料理屋のお手頃価格をみつけてはたまに、食べてる、50路おやじです。
六雁。いきました。ご招待なので、あの値段で文句言うのも自己否定しているようで、ためらわれるのですが。六雁さん、ひどすぎる。食事じゃないよ。本物でないことだけは太鼓判。金だけかけた「おままごと」としか思えませんでした。せっかくイベントを楽しんでらっしゃるのに、申し訳ありません。そういうテーマパークのノリで散財するならいいでしょう。食は文化なり。ということは、六雁のような、高級ゲーセンがあってもいいのかもしれません。が、ジャンクフードの合間に一度は廃れかかった老舗の”心”と”食事”も知ってほしいものです。余計なことをすいません。
ちょいわる少し手前のおやじ
2007/03/25 14:34
テスト http://blogs.yahoo.co.jp/urashimataorz/
やっほお空間
2009/04/07 16:57

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