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zoom RSS コートダジュール旅行記H モナコ その2

<<   作成日時 : 2005/11/28 00:29   >>

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オテルドパリ


モナコの滞在は2泊、ランチ、ディナーと色々食事を
したかったんだけど、1日1回しっかり食べると、後は
「限りなく軽いものしか食べたくない」状態に。

初日はランチで食べ過ぎて、夜はひたすら軽めで済ます。
勿体ないなぁ...とは思うものの、さすがに1WもEU圏に
滞在していると胃が重たくなってくる。普段は圧倒的な
肉派だが、この頃はサラダに妙な愛を感じるようになっていた。


そんな初日を反省し、2日目は★なレストランを探す。
前の日に偵察に行ったときに、オテルドパリの雰囲気は
スンゲー素敵だったけど、あまりに緊張しそうだったので
ルイ・キャーンズ(★★★)は見送り。まりえはドレスを
持ってきてたけど、ボクはそこまでいい服を持ってきて
なかったので、なんか気後れしちゃったのだ。

今考えると「なんて勿体無い」とは思うものの、
初めてオテル・ド・パリみたいな空間踏み入れたら
コヤジは焦りますわ、ここでエスコートする心構え
できてねーよ、ってな感じで。

・・・嗚呼、情けない


つーわけで予約を入れたのは、エルミタージュの
ヴィスタマール。エルミタージュもオテルドパリに並ぶ
名門なんだが、フェミニンな雰囲気でオテルドパリ
ほど張り詰めた緊張感は無い。

初のモナコのデビュー戦なので、まずは様子を
探ろうと、背伸び幅は軽めにしておく。

うーん、A型だけにコンサーバティブな選択。



HOTELからドレスアップしてTAXIに乗り込むのって気持ちいい☆。
ちなみにTAXIは最低ランクでメルセデス。
そんな遠乗りしてないけど、市内は統一料金なのかな。
5分くらいの移動で毎回13EURO払っていた。

高ェ---ッ!



Dinnerの予約までは、少し時間があったので、
カジノのあたりをフラフラしたり、ウィンドウ・ショッピングを
楽しんでいた。

そう、ウィンドウショッピング。

だって、飾ってあるものがお高いんですもの♪
目の保養にはなるけど、冷やかしに
店内に入ることすらためらわれる。

日本では、誰も彼もがブランドショップに
出入りするが、ここは顧客層がハッキリと
分かるようになっている。

別に入っても追い出されることは無いだろうけど、
似合うようになってから、ヨユーをもって入りたいね。
この町のしかるべき場所にはさ。


時間前に、そろそろ空気に慣れようとエルミタージュの
ロビーでくつろぐ。思ったより狭い感じだが、インテリアは
やはり凄い。

ヨーロピアン調のデコラティブな装飾って、
日本だとカラオケ屋とかダサイラブホの方が
慣れ親しんでるじゃない。
あと成金のヒトの家の中とか。


なのでついついデコラティブなインテリアに
ネガティブなイメージを持ってしまっていたんだけど、
イヤハヤ、井の中の蛙でした...反省です。

メッチャ かっこよかったです。
次にモナコ行くときは、オテルドパリに挑戦です。

....多分.....予算があれば...


66



ヴィスタマールに行く前にもうひとつ。

半ば上の空でロビーで待っているときのこと。

ピアノの生演奏が不意に止まった。
横に視線を投げると、まりえがピアニストの方に
向かって歩いていく。

「ピアニストにリクエストでもするのか?
 24歳にして勇ましい嫁だなぁ...」とリスペクト。

しかも、笑顔で会話しているよ。
いつの間にフランス語マスターしたのさ、あいつ?


と、まー、リアルに戻るまでにかかった時間は5秒程度。
どうやらピアニストは日本の女性だったのだ。

ピアノの生演奏をしながら、まりえと眼が合って
声は出さずに「日本の方ですか?」と聞いてきたらしいのだ。
視力2.0を誇るまりえは正確にそれを解読し、歩み寄って
いったというのが、実態らしい。

ピアニストの方も日本人と話せて嬉しいのか、
生演奏をストップして立ち話。
こうやってHOTELでの演奏をするかたわら、
ダンスやピアノを教えているらしい。
お薦めのスポットなんかを聞いて、最後に
弾いてくれた曲が「愛の賛歌」。

うーん、ベタでしょ♪
でもね、エルミタージュな空間で
生演奏の愛の賛歌は涙腺ダイレクトですよ。

ただでさえ、「ハネムーンかい?」とあちこちで聞かれ、
「おめでとう!」といわれ続けてきたこの旅。
ひとのやさしさに対して、素直に受け入れられる
時期だっただけに、この演奏は一生の思い出になったね。


と、そんないい気分になったところで、
時間がきたのでレストランへ向かう。

真っ白な壁の廊下を進むんだけど、
なかなかダイニングに辿り着かない。

え、こっちでいいのかなと不安に
なってきたところで、Le Vistamarの文字を発見。

部屋のメモに書きとめた虎の巻をチラ見して、
「予約していた、●●です」とフランス語で言ってみる。

...うーん、かむなよ、オレ 笑


ま、そんなフォローも上手に応対するのが★レストラン。
どんな席に通されるのかなと着いて行くと、なんとテラス席に
出て行くじゃない!

しかも王宮やハーバーの夜景が見渡せる
人生最高のロマンチックなシチュエーション。

一気に緊張を通り越し、アドレナリンが沸騰する。
思わず「素敵な景色ですね!」と、スタッフに笑顔を向ける。

ここからは自然と空気にのれたかな、自分的には。
基本、英語は通じるし、コゾーなボクらでもリラックス
して楽しめるよう、心遣いが実にスマート。


エルミタ

ボクの席からみえる会食の風景。
日本の会食も、こうやってオトナがかっこよく楽しめるといいのにな。




エルミタ2

魚介料理が得意というヴィスタマール。
ブイヤベースは力強いのに上品だったなぁ。




エルミタ3

しっかしコースは量が多い。
ダイエットで胃が小さくなったボクには
テーブルの上での格闘技といった感じ。

ソムリエのバッチが、ぶっとい銀のチェーンで
首から下がってるのにはビビッたなぁ。
そーいうものなの?


料理は暗すぎたのでお見せできるようなものはないが、
半端なくロマンチックなDinnerだったなぁ。


もともと食べることが好きだったボクが、
加速度的に食べる楽しみにのめりこむように
なったのは、多分この夜があったからだと思う。

今なら、もっと上手くDinnerを楽しめるように
なったとは思う。待ってろよー!ルイ・キャーンズ。


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